栄養士の基礎知識

フリーランスの管理栄養士の仕事とは?必要な資格や開業方法も解説

フリーランスの管理栄養士の仕事とは?必要な資格や開業方法も解説

フリーランスの管理栄養士とは、病院や介護施設などに勤務せず、資格を活かして個人で活動する管理栄養士のことです。自分で仕事を獲得し、仕事をした分の対価もある一方で収入が安定しづらく、常にスキルアップを求められる厳しさもあります。

この記事では、フリーランスの管理栄養士の仕事内容やメリット・デメリット、仕事の幅が広がる資格、開業方法のほか、実際に活躍している方の体験談も交えて、詳しくご紹介します。

【この記事でわかること】
●フリーランスの管理栄養士は、レシピ開発や記事監修、講演など多様な分野で活躍できる
●働き方の自由度は高いが、収入やスケジュールの不安定さ、自己管理の負担といった課題もある
●関連資格の取得や発信力の強化によって、仕事の幅や収入を広げることが可能

監修プロフィール

清水加奈子さん
管理栄養士、国際中医薬膳師、国際中医師、調理師、フードコーディネーター、犬の管理栄養士。女子栄養大学短期大学部食物栄養学科を卒業後、食品メーカーに勤務。その後、フリーに転身。レシピ開発・撮影、記事監修・執筆、グルメ漫画の監修、セミナー登壇などを行う。監修書に『太らない食べ方 新装版』(エイ出版社)ほか。

【監修者・清水加奈子さんアドバイス】
フリーランスの管理栄養士は、レシピ開発や記事監修など幅広く活躍できる一方で、収入やスケジュールが安定しづらい面もあります。実績や人脈が仕事につながるため、信頼を積み重ねる姿勢が大切です。
「自分しかできない仕事をしたい」「自分を高めることができる」という人には、フリーランスは大きな可能性がある働き方です。

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目次

フリーランスの管理栄養士の仕事内容

フリーランスの管理栄養士の仕事内容は、大きく分けて「レシピ開発」と「記事の監修・執筆」の2つが柱となります。そのほかにも講演活動や料理教室の先生、特定保健指導など、さまざまな形で食や栄養に関わる業務があります。

■フリーランスの管理栄養士の仕事内容
フリーランスの管理栄養士の仕事内容

レシピの開発

フリーランスの管理栄養士に多い仕事のひとつが、レシピの開発です。雑誌やレシピ本、企業のWebコンテンツ向けに、生活習慣病やダイエットなど幅広いニーズに応じたレシピを提案します。
食品メーカーの商品や旬の食材を使ったレシピなど、専門以外の依頼も多く、料理センスやフードコーディネートの技術も求められます。

記事の執筆・監修

フリーランスの管理栄養士には、雑誌やWebで栄養や食事に関する記事を執筆・監修する仕事もあります。自ら執筆するほか、ライター原稿に専門的な視点からアドバイスを加えるケースもあるでしょう。
特に、病気、ダイエット、健康の分野などでは、管理栄養士の資格が信頼の裏付けとなります。

料理教室の先生

フリーランスの管理栄養士の中には、料理教室を開く人もいます。料理教室で教えるのは、ダイエット料理や薬膳など専門性の高いテーマのほか、家庭料理や季節の料理など資格が必要ないテーマもあります。食品メーカーなどの企業からPRの一環として依頼を受けるケースもあるでしょう。
企画から開催までを自分で行うことも多く、教える力や運営スキルも必要です。

講演活動

健康や食生活、栄養をテーマにしたセミナーやイベントへの登壇する講演活動も、フリーランスの管理栄養士の仕事のひとつとして考えられます。企業や自治体、学校などから依頼されることが多く、テーマに沿って一般の人にわかりやすく伝える力が求められます。
人前で話すことが好きな人や、伝える力に自信がある人にとっては、やりがいを感じられる仕事です。

出張料理(ケータリングなど)

フリーランスの管理栄養士になれば、ケータリングなどの出張料理の仕事を依頼されるケースもあります。イベント会場や依頼者の自宅に出向いて調理するスタイルで、栄養バランスを意識したメニューを求められることもありますが、必ずしも管理栄養士の資格が必要な仕事ではありません。
出張料理では、料理スキルに加えて、機材の持ち運びや移動の負担があるため体力も求められます。

特定保健指導

フリーランスの管理栄養士の仕事には、特定保健指導もあります。特定保健指導とは、健診でメタボリックシンドロームなどのリスクがある人に対し、生活習慣病予防を目的とした栄養指導をする仕事です。
病院などでは常勤スタッフが担当することが多いため、フリーランスの場合は、行政機関や企業、スポーツジムなどからの依頼が中心になるでしょう。

【監修者コメント】

フリーランスの管理栄養士の仕事は、「栄養の専門家」にとどまらず、柔軟なスタンスで取り組むことで、活躍の幅が大きく広がります。
私もレシピ開発や記事監修を通じて編集者とつながり、グルメ漫画の監修といったユニークな依頼を受けたことがあります。食品メーカーと関わっていれば、商品を使ったレシピ制作や広告撮影、セミナー登壇など、さまざまな仕事につながるチャンスが生まれるでしょう。

管理栄養士の資格が求められない仕事も多いですが、資格を持っていることで「信頼できる専門家」として選ばれる場面も多くあります。未経験の仕事にも前向きに挑戦する姿勢が、仕事の幅を広げる大きなカギになります。

フリーランスの管理栄養士になるメリット

フリーランスの管理栄養士には、会社や病院に所属しているときには得られない魅力があります。フリーランスならではの主なメリットは下記になります。

幅広い仕事を経験できる

管理栄養士の専門性を活かしながら、自分らしい働き方を選べるのは、フリーランスならではのメリットです。組織に所属している場合は、同じ業務を毎日繰り返すことが多くなりますが、フリーランスでは自分の興味や得意分野に合わせたレシピ開発や記事監修などが可能です。
また、企業の仕事や仕事で関わった人を通じて、新しいジャンルや媒体の仕事に発展することも少なくありません。

自分にしかできない仕事を任される

フリーランスの管理栄養士は、自分が中心となって仕事を進めるため、「この仕事は自分にしかできない」というやりがいを強く感じられます。
例えば、料理コンテンツ制作では、企画からレシピ開発、撮影まで一貫して任されるケースも多く、責任は大きいものの、仕事への手応えや充実感も格別です。

働いた分だけ収入につながる

フリーランスの管理栄養士は、働いた分がそのまま報酬に反映されるのも大きなメリットがあります。固定給ではないぶん、自分のスキルや実績、仕事量に応じて収入が変動します。努力を重ねれば信頼も高まり、高単価の仕事や継続案件にもつながっていくでしょう。

【監修者・清水加奈子さんコメント】

フリーランスの管理栄養士の魅力は、「自分にしかできない仕事」に取り組めること、そして毎回異なる現場で感じるワクワク感です。会社員時代は「私がいなくても成り立つ」と感じる場面もありましたが、フリーランスになると常に自分が仕事の中心。責任の重さが、逆にモチベーションにつながっています。
また、努力や工夫がそのまま報酬に反映されるのも、大きな魅力です。

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フリーランスの管理栄養士になるデメリット

フリーランスの管理栄養士は自由度の高い働き方に魅力がありますが、特有のデメリットもあります。収入やスケジュールの不安定さ、体調管理の負担など、組織に属している場合には感じにくいプレッシャーもあります。

自分がいないと仕事が進まないというプレッシャーがある

フリーランスの管理栄養士は基本的にひとりで仕事を進めるため、代わりがいないというプレッシャーがあります。特に撮影や講演、執筆などはスケジュール通りに進める必要があり、体調不良でも簡単には休めません。
継続して高いパフォーマンスを保つには、健康管理と自己管理が欠かせません。

オン・オフの切り替えが難しい

フリーランスの管理栄養士は、扱うテーマが健康や食事など日常と密接なため、プライベートでも仕事のことを考えてしまう人も少なくありません。さらに、いつ仕事が入るかわからないため、長期の休暇を取りづらく、意識して「休む時間」を確保しないと、つい働き続けてしまうこともあるでしょう。

自分でスケジュール管理をする必要がある

フリーランスの管理栄養士は、仕事の調整やスケジューリングはすべて自分で行う必要があります。忙しい時期に依頼が重なると、撮影や打ち合わせが立て込むこともあり、管理が不十分だと過密スケジュールに陥るリスクもあるため、注意が必要です。

常に自己研鑽が必要

会社や病院とは異なり、フリーランスの管理栄養士には研修や教育制度がありません。そのため、必要な知識やスキルをみずからアップデートし続ける姿勢が求められます。
栄養や食に関する情報は日々進化しており、セミナーや専門書、資格取得など継続的な自己投資が欠かせません。

収入が安定しにくい

収入は案件数や単価に左右されるため、フリーランスの管理栄養士は、月によって収入の差が大きくなりがちです。安定した収入を得るためには、レギュラーの仕事を確保したり、複数の案件を並行したりするなどの工夫が必要です。

【監修者・清水加奈子さんコメント】

フリーランスは、仕事を断らない限り、どこまでも働けてしまう環境に自分を置くことになります。その結果、気づけば長期間休みが取れなかったり、睡眠が削られたりすることも珍しくありません。私自身、フリーランスになって10年ほどは収入が安定せず、必要とされる存在であり続けるためには、常に勉強と情報収集が欠かせませんでした。

また、健康に関わる仕事だからこそ、自分自身の体形や肌ツヤなど「健康に見える外見」にも最低限、気を配る必要があります。こうした点がプレッシャーに感じられることもあるでしょう。

フリーランスの管理栄養士の仕事の幅が広がる資格

フリーランスとして管理栄養士の仕事をするには、まず国家資格である「管理栄養士」の取得が必須です。管理栄養士になるには、4年制の養成課程を修了するか、栄養士資格の取得後に3年以上の実務経験を積み、国家試験に合格する必要があります。

さらに、仕事の幅を広げたい場合は、下記のような民間や国家資格の取得も有効です。専門性の証明となり、新たな依頼につながる可能性があります。

<フリーランスの管理栄養士の仕事の幅が広がる資格>

●フードコーディネーター
●調理師
●特定保健指導担当管理栄養士
●産業栄養管理者
●国際中医薬膳師
●野菜ソムリエ

上記の中でもレシピ開発の仕事に携わりたい場合は、フードコーディネーターの資格取得がおすすめです。資格を取得せずに名乗ることもできますが、日本フードコーディネーター協会の認定資格(3級~1級)を取得し、基礎知識を学んでおくと、撮影現場で役立つほか、仕事の幅を広げるきっかけにもなります。

【監修者・清水加奈子さんコメント】

フリーランスの管理栄養士として活動するうえで大切なのは、資格の数ではなく「どの分野で活躍したいか」を明確にし、必要なスキルや知識を身につけることです。私の場合は、料理に関する仕事がしたいと思い、会社員時代にフードコーディネーターの学校に通い始め、独立後は調理師、国際中医師、国際中医薬膳師、犬の管理栄養士などの資格を取得しました。

フードコーディネーターの資格は、栄養やスタイリング、ワインやチーズなど、食全般に関する知識を体系的に学んだ証明にもなります。薬膳への関心も高まっており、国際中医師、国際中医薬膳師の資格は仕事の幅を広げるきっかけになりました。

最近はペットの食事ニーズも増えており、犬の管理栄養士などの資格もおすすめです。記事監修やカロリー計算だけでなく、ペットフードやカフェのレシピ開発などにも活かせるでしょう。
ただし、組織との連携が必要な病院やスポーツ栄養などはフリーランスでは難しいこともあります。資格はあくまで仕事を後押しする手段。自分のスタイルに合った分野を見極めることが重要です。

フリーランスの管理栄養士としての開業方法

フリーランスの管理栄養士として働くには、まず税務署に「開業届」を提出し、個人事業主として登録する必要があります。開業届を提出すると、確定申告で「青色申告」が選択でき、最大65万円の青色申告特別控除など節税面のメリットを受けられます。

開業届は紙での提出のほか、e-Taxでの電子申請も可能です。開業に関して詳しくは国税庁「A1-5 個人事業の開業届出・廃業届出等手続」にてご確認ください。

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フリーランスの管理栄養士の平均年収

フリーランスの管理栄養士の年収は、仕事内容や働き方によって大きく異なります。厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、栄養士の全国平均の月収は約25.8万円で、資格手当や賞与を含めると、年収はおよそ350万~400万円前後になるのが一般的です。フリーランスになる際は、まずこの金額を年収の目安にするといいでしょう。
案件単価の高い仕事を継続的に受けられたり、複数の収入源を確保できたりすれば、より高い収入も見込めます。

【監修者・清水加奈子さんコメント】

私が会社を辞めてフリーランスになった1年目は、ほとんど収入がなく、アルバイトをしたり、家賃が払えず実家に戻ったりと、非常に厳しい状況でした。フリーランスになるには、こうした現実を覚悟することも必要です。
そのような中、転機となったのが、異業種交流会で出会った方からいただいた月5万円のレストランの顧問契約の仕事でした。1年後には10万円に増額され、少額でも継続的な収入になったので、フリーランスでやっていく足掛かりになりました。
通帳の残高を気にせず過ごせるようになったのは、フリーランスになって10年ほど経ってからです。

フリーランスの管理栄養士として仕事を獲得するコツ

フリーランスとして安定的に働くコツは、自分の専門性やスキルを発信したり、クライアントとの信頼関係を構築したりすることです。ここでは、フリーランスの管理栄養士が仕事を獲得するために実践しておきたいポイントを紹介します。

活動を発信する

フリーランスの管理栄養士として仕事を獲得する場合、まずは自分の存在を知ってもらうことが大切です。WebサイトやSNSで専門性や実績を積極的に発信することで、仕事につながるチャンスが広がります。
特にレシピ開発は、料理の見た目や内容のクオリティが仕事の評価に直結します。過去の仕事例や掲載メディアを紹介すると、新たな依頼につながりやすくなります。

コミュニケーション力を磨く

専門知識だけでなく、クライアントや関わったスタッフとコミュニケーションをとりながら、良好な関係を築くことも、フリーランスの管理栄養士として仕事を広げていくために必要です。相手のニーズを的確にくみ取り、期待に応える仕事ができると、継続的な依頼や紹介につながることもあるでしょう。
一見無駄に思えるような雑談や人付き合いが、思わぬチャンスを生むこともあります。

専門性や得意分野を広げる

フリーランスの管理栄養士は、得意分野を明確にし、「このテーマならこの人」と思われる存在になることで、仕事を呼び込みやすくします。例えば、ダイエット、生活習慣病予防、薬膳、離乳食、スポーツ栄養など、分野ごとの強みを示すことがポイントです。
また、関連分野の知識や資格を増やすことで対応の幅も広がり、長く活躍できるベースとなります。

クラウドソーシングを活用する

フリーランスとして仕事を始めたばかりの時期は、人脈や実績が少ないため、クラウドソーシングサービスなどの利用も効果的です。
レシピ開発や栄養関連の記事執筆など、未経験者でも応募できる案件もあり、実績づくりにも役立ちます。

【監修者・清水加奈子さんコメント】

専門知識や経験はもちろん大切ですが、私の場合は、取材や撮影の合間に話した健康・薬膳の豆知識が、次の仕事につながることもよくあります。そうした情報を持っておくためにも、勉強会に参加して常に最新の知識にふれるようにしています。
また、いっしょに仕事をした編集者やカメラマンから、別の媒体を紹介してもらうこともあるので、良好な関係づくりは非常に重要です。

情報発信に関しては、私も自分でWebサイトを立ち上げ、仕事依頼の窓口として活用しています。監修した記事やレシピに名前が載ることで検索され、実際に海外の食品メーカーから依頼を受けたこともありました。

フリーランスの管理栄養士に向いている人

フリーランスの管理栄養士には、栄養の専門知識に加え、体力や精神的なタフさも求められます。監修の清水さんが考えるフリーランスの管理栄養士が向いている人の特長は、下記のとおりです。

<フリーランスの管理栄養士に向いている人>

●明日の収入が0円でも気にしない人
●ピンチを楽しめる人
●健康で体力がある人
●組織よりも個を好む人
●常に自分を高められる人

【監修者・清水加奈子さんコメント】

フリーランスの管理栄養士の働き方は、一見自由に見えますが、収入が不安定だったり、継続案件が少なかったりと、不安との向き合いがつきものです。明日の収入がゼロでも動じず、ピンチさえ前向きに楽しめるようなマインドを持っている人は、向いていると思います。

また、健康で体力があることも欠かせません。締め切りが重なれば睡眠時間が削られますし、撮影や調理で長時間立ちっぱなしになることもあります。体調を崩すと収入に直結するため、日頃からの自己管理がとても大切です。

「誰かの指示で動くより、自分で考えて行動したい人」「何かに挑戦するのが好きな人」も、フリーランスという働き方には合っているでしょう。自分の可能性を広げたいと思っている方に、ぜひチャレンジしてほしいですね。

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フリーランスの管理栄養士20年以上!清水加奈子さんの仕事内容ややりがいを紹介!

20年以上にわたりフリーランスの管理栄養士として活躍する清水加奈子さんに、仕事内容、やりがい、心掛けていることを伺いました。

フリーランスの管理栄養士で行ってきた仕事内容

現在の主な仕事は、レシピ開発や料理撮影、記事監修、取材対応、原稿の執筆などです。食品メーカーとの仕事も多いので、商品を使ったレシピの提案や、マスコミ向けセミナーの講師、子供向けの食育授業など、幅広く関わってきました。
また、病院監修のレシピ本の撮影を担当することもありますね。「病気の方の食事=おいしくない」というイメージが根強く、病院の管理栄養士さんが考えたレシピを撮影用に栄養価を考えつつアレンジして、見た目がきれいでおいしそうに見せる工夫もしています。

フリーランスの管理栄養士のやりがい

「これでこのカロリーなんですか?」と現場で驚かれる瞬間に、強いやりがいを感じます。健康的でおいしいレシピは意外と少なく、「管理栄養士の作るレシピはおいしくない」というイメージを変えられることにも達成感があります。

フリーランスの管理栄養士として注意すること

フリーランスは、何があっても「仕事を飛ばさない」ことが大前提です。体調管理や忘れ物への備えなど、あらゆる場面で自己責任が求められます。予期せぬトラブルにも冷静かつ柔軟に対応できる力が必要です。

また、ギャラ交渉や仕事の線引きもすべて自分で判断しなければなりません。楽しければ安くてもやるのか、高単価の案件を選ぶのか。その基準は人それぞれですが、モチベーションと収入のバランスを見極めることが大切です。
報酬が低すぎると心身に負担がかかり、反対に報酬だけを重視すると、やりがいを感じにくい仕事にあたることもあります。自分なりの「線引き」を持ち、納得できる形で働くことが、長く続けるうえで重要です。

管理栄養士はフリーランス以外にも活躍の道がある!視野を広げて行動しよう

フリーランスの管理栄養士は、自分の得意分野を活かして自由な働き方ができる一方、収入の不安定さやすべてを自分で管理する責任の重さも伴います。向き不向きがある働き方だからこそ、「やりたいこと」や「働き方のスタイル」を見極めることが大切です。

管理栄養士の活躍の場には、病院や介護施設、保育園、企業、行政など、フリーランス以外にもさまざまな選択肢があります。転職によって新しい環境にチャレンジするのもひとつの道です。

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