栄養士の求人は多岐に渡り、色々な働き方を選ぶことができます。自分のスキルを活かして、納得して有意義に働くためには、どのようなポイントを意識すればよいのでしょうか。今回は求人選びの際に抑えておきたい3つのポイントに焦点を当てて、ご紹介したいと思います。
職場選びで譲れない軸を決めよう!
「どのような職場の雰囲気が合っているのか」「どのような栄養士になりたいのか」を明確にしておきましょう。
次に仕事内容、施設形態、雇用形態を考えていきます。以前も栄養士として働いていた方は、給与の面や不規則な勤務形態による理由から退職された方も多いのではないでしょうか。
給与は最低○万円以上、「週休2日」など、譲れない条件を決めておくと、求人選びがスムーズになります。
その他にも「調理業務少なめ」「通勤時間は1時間以内」などの条件があれば書き出してみましょう。
自分の栄養士像と働きたい職場の明確なイメージ
- 職場の雰囲気
- 温厚で学習意欲の高い職場
- 目指す栄養士像
- 食育に精通した栄養士
- 仕事内容
- 献立作成が可能
- 施設形態
- 保育園
- 雇用形態
- 正社員(もしくは正社員登用実績ありの契約社員)
- 給与
- 年収250万円以上
- 休日
- 完全週休2日制、年間休日100日以上
- 通勤時間
- 自宅から1時間以内
- 福利厚生
- 社会保険完備
- その他
- 調理業務少なめ
志望したい職場が見つかったらWebサイトなどで確認しましょう
自分の仕事探しの軸が決まったら、求人サイトなどで条件に合う求人を探しましょう。
気になる求人が見つかったら、そこの企業や施設のWebサイトを確認しましょう。
志望先がどのような方針で運営されているか、特色や規模などを見ていきます。
例えば病院のWebサイトでは、栄養科独自で行事食の写真を載せたり、栄養のコラムを載せたりしているところがあります。
そういった施設は、栄養士や調理師が力を入れて、給食業務や臨床栄養業務に携わっている表れとして考えられます。
保育園では、手作りおやつを作っているところかどうかなど、自分の働きたい職場のイメージと照らし合わせながら、気になる項目はメモするなどしておきましょう。
複数の方法で職場の情報を集めよう
Webサイトの情報がわかったら、その他の方法でも情報収集をしてみましょう。
各事業所のWebサイトには事業所側が伝えたい情報だけが載っています。
その他の情報源からの情報を見ることで違う角度から事業所のことを知ることができます。
たとえば、施設見学を申し込んだりする方法があります。
Webサイトの写真と文字だけではわからない雰囲気を知ることができます。
また、知り合いの紹介などで実際に働いている人のクチコミを聞くことも良いでしょう。
利害関係がないため、より実態に近い情報を教えてくれる可能性があります。
知り合いがいない場合は転職サービスに登録して、担当のキャリアアドバイザーから職場のクチコミを教えてもらうのも有効です。
卒業した学校に行って、先生に評判を聞いてみるのもいいでしょう。
また、病院であれば患者さん、介護施設であれば利用者さん、保育園であれば園児の保護者の方々など、サービスを利用している人のクチコミも見てみるといいです。
職場内部の人とは違う視点で職場を評価することができます。
職場選びの良い例、悪い例
納得のいく転職活動をするためには、ひとつひとつの求人をじっくりと検討し、自分に本当に合っている求人を探していく必要があります。
ぜひ、しっかりと時間をかけて吟味して、自分にあった就職先を見つけてください。
良い例
求人だけでなく、職場のWebサイトやSNSもチェックする
保護者・利用者・患者など実際に利用している方の口コミもチェックしてみる
施設形態や立地などの特徴も踏まえて求人を検討する
候補に挙げている園や施設へ見学に行く
実際に働いている方の話を聞く
悪い例
一つの情報源を鵜呑みにし、他の角度からの情報を調べずに決めてしまう
自宅から近くて便利だからという安易な理由で決めてしまう
他と比べて給料が高額だからという安易な理由で決めてしまう
求人の比較検討を掲載求人の情報のみで行ってしまう
もしも迷ってしまった時には、転職のプロに相談してみるのもオススメです。
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あなたが気になる職場のクチコミ情報をお伝えすることも可能です。
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